2013年4月5日金曜日

キャンパスビジットの旅2日目

4/5(金)のダイジェスト
IDEAのツアーでCalhoun Schoolと、El Puenteを訪問
NYUのインフォメーションセッションに参加

4/5(金)の行動詳細
IDEAのツアーでCalhoun Schoolと、El Puenteを訪問
NY innovation tour 2013に参加するため、朝8時にマンハッタンにある待ち合わせのホテルに到着。私にとってはほぼ初日だけど、ツアー参加者にとっては最後の日。約20人の参加者の前で自己紹介をした後、地下鉄で移動し、Calhoun Schoolに到着。Calhoun Schoolは、私立の学校で幼稚園から高校までを要する全生徒約650名の小規模校。何と学費が年間250万円から400万円もするのだけど、この学校の校長先生の理想の教育を実現するために、あえて学費のみで運営するモデルをとっているんだそう。

Calhoun School
 到着すると教務主任の先生、保護者3名、校長先生が出迎えてくれ、図書館で校長先生の話を聞く。校長先生によると、公立学校は大学への準備をする場になってると感じて、この学校を設立しようと思ったそうだ。生徒は個人個人違うし、興味も異なるので、それを理解することが大切。この学校では先生や生徒がそれぞれ緊密な関係を築いて、8年生までは成績もつけない、とのこと。

校長先生の話の後、5~6名のグループに分かれて保護者の方と一緒に学校内を見学。中学生の美術の授業と高校生の生物、数学、選択制のコンピュータデザインの授業をみた。レクチャー形式の机といすの配置はどこにもなく、楕円形だったり、2~3人用の机といすが並べられていたり。教室の仕切りはあるものの、フロア全体がつながっていて、オープンな雰囲気。そしてこの学校、校長先生の言うとおり、先生と生徒、そして保護者の仲がとってもいい。どの生徒も彼らに親しげに話しかけてくる。

教室内の様子

保護者の一人が日本人の方で、次のように言っていた。

・この学校は、学費は高いけど理念に共感する人たちが集まっているので、子どもたちだけでなく、保護者同士のつながりも強く、まるで学校全体が家族のよう。
・先生とも仲が良くて、時々一緒にパーティーを開いたりする。子どもも、学校が楽しくてたまらないらしくて、なかなか帰ってこないし、朝も早くから学校に行きたがる。
・保護者も学校に行って手伝ったりするが、毎日がバラエティーに富んでいて、ものすごく静かな時もあれば、驚くような展開になっている日もあり、本当に楽しい。
・成績?成績なんてなくてもだれがよくできるかわかっちゃうじゃない。成績がつくとよい成績のために勉強するようになるけど、成績がつかないから、よくできる子が分からない子を助ける習慣があるの。

すごいシンパぶりだ。

学校見学が終わると、ダイアローグセッション。Calhoun Schoolの生徒や先生たちも参加して、質問や思い思いのことを口にする。ここの生徒たちは物おじしない。どうどうと身ぶり手ぶりを交えて説得力のある話し方をする。

NYUのインフォメーションセッション参加
私が合格したのは、NYUSteinhardt SchoolにあるMaster of Arts Program in Digital Media Design for Learning (DMDL)プログラム。インフォメーションセッションは在校生、卒業生、新入生合わせて30名くらいが参加。新入生は私を含めて6~7名ほど出席していた。教授が3名話をしたが、どの人も個性的。内容は、このプログラムの卒業生の話(自分のキャリアにどう学びが活かされているか)、Brooklynの新施設について、このプログラムの将来性について。教授が、あえて演台を使わず、机にラフな感じで寄りかかり、アツくプログラムのことを語る様子に、授業もこんな感じなのかと期待を膨らませる。

インフォメーションセッションで得た情報などつらつらと・・
・このプログラムは教育ゲームとよばれる分野に強い様子。
・新入生は1人のみが教師出身でその他はWEB、映像などの制作会社に勤める人。
・卒業制作は大学から資金が出るが、利益を上げることが求められる。
・2年間のプログラムでパートタイムでも受講できるよう、クラスは夜にある。
・カリキュラムは理論と実践の両方がバランスよく入っており、しっかりしている。
・インターナショナル生向けの英語のクラスもある。
・1クラス20人ほど。このプログラムのみの人数はわからない。(マスターの生徒)
・今年の秋入学の応募者は約90名(2つのプログラム合わせて。合格者は不明)
・生活費は住居台が約800ドル/月、シェアすればもっと安くてすめる。


インフォメーションセッションの様子


セッション終了後は、立食パーティー。マスターコースやドクターコースの学生と最後まで残り、後片付けを手伝う。そのまま一緒にエレベーターで降りたら、階のボタンを押し忘れたために、もう度会場のある階へ。まだそこにはエレベーターを待っていた残りの生徒達がいて、爆笑の渦に。。というちょっぴり楽しいハプニングがあった。学生はそのまま図書館に行く、とのことでついつい一緒に図書館に行ってしまいそうになるほど、この人たちと一緒にいることが自然だなぁ、と感じた。

でも、何だろう。。プログラムも立地もとっても良いのに、ちょっと引っかかっていることがあるんだなぁ。

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