4/8(月) のダイジェスト
・ノースウェスタン大学キャンパスビジット
4/8(月) の行動詳細
オープンキャンパスのプログラム
1.志望しているプログラムのクラス参加
2.アドミッションスタッフとのミーティング
朝9時から12時まで、The Learinig Science and invirionment というクラスに参加。クラスは全員で15名。マスターとPh.Dの生徒が入り混じっていた。また女性が若干多く男女比は4対6くらい。インターナショナル生は2名でどちらも中国出身。30代の若いアシスタント教授のクラスだった。内容はリサーチの際の質問項目の作り方とインタビューの方法について。何とバーチャルで参加している人も1人いた。
教育学大学院のクラスがある建物 |
授業はこんな感じ
1.今日の授業の流れの説明(+初めてクラスに参加した私含めて2名の自己紹介)
2.それぞれのファイナルプロジェクトの概要の説明と、教授からのコメント
3.リサーチは目的が大事でそれからそれてはいけないということを説明するためのアクティビティ
→みんなで輪になって2人が盾を持ち、それにゴムボールを当てる、というもの。目を閉じて投げるように、とか、2つの盾の両方にボールを当てるように、と指示があり、当然できない。目を開けて1つの盾に投げたボールのみちゃんと盾に当たり、教授から、このように目的が複数あったり、目的なく行わないようにすること、という説明が入る。
4.質問項目を決めるためのコンセプトマッピングの手法の説明とツールの使い方の説明と実践。
→コンセプトマッピングとはロジックツリーなどとよばれるツリー上の問題解決ツール(と私は思っている)と同じものだった。ペアになってコーヒーの作り方とか簡単なテーマを決めてコンセプトマッピングをツールで作ってみた。
5.インタビューの流れ
→インタビューのステップに従って、各ステップで気をつけることを簡単に説明し、ペアになってお互いやってみる。
6.目的から外れそうな場合、専門家がサポートすることが大事かを説明するためのビデオ
→コーヒーメーカーでコーヒーを作る流れを母親が1~2歳くらいの子ども2人に手伝わせる、というホームビデオで、登場人物は教授の家族らしい。子どもがコーヒーの濾紙で遊んじゃったり、粉を足で入れようとするんだけど、子どもがこぼした水や粉をふきながらお母さんが手際よくコーヒーの準備を進める、という5分くらいの内容。「これからわかるように、専門家は常にゴールに向かってインタビューを組み立てていくことが必要」と説明が入る。
クラスの雰囲気は和気あいあいとしている。楕円形の机に座り全員の顔が見える状態で進められる。1時間ごとに教授が休みを取るんだけど、パウンドケーキとミカンが教室の隅っこに置かれ、休憩の際にはそれぞれがミカンやケーキを片手に仲間としゃべっている。授業もインタラクティブで、生徒から質問がしょっちゅうあり、それにこたえながら進む。
冒頭に全員が共有したファイナルプロジェクトは、アフリカ系の2名は音楽教育について、その他はFacebookなどのソーシャルツールが指導に及ぼす影響、数学とアートを組み合わせてより数学を楽しく学べるようにする、テクノロジーを利用した指導とレクチャー形式のトラディッショナルな指導の効果の違い(この人はかなり突っ込まれていた)などなど結構幅広いが、共通しているのはドメスティックな教育が対象であること。調査の手法や目的について教授から確認されていたようだった。
授業が終わった後は、アポイントを取っていたアドミッションスタッフと30分ほどミーティングした後終了。
あくまでも私の個人的な感想だけど、長い伝統があるプログラムで、アメリカ人のための、アメリカ国内の教育を研究し、より良くしていくための研究機関、という気がした。アメリカの大学院だから当たり前ではあったんだけど。アメリカ国内の教育とその研究に特化している気がして、自分が門外漢な気がしてしまった。インターナショナルとか、ビジネスとか自分の興味があるキーワードが全く含まれていない、というか。
質疑応答の一部
・一学年6~10名ほどと少ない。インターナショナル生は1人くらい。
・学校との連携は強い。プログラムとしての伝統もあるし、教授のリサーチにも学校を対象としたものが多いのでそれに参加できる。
アポイントメントの後、キャンパスを歩いてみた。月曜日だったので多くの学生がいた。またキャンパスビジットのツアーにも遭遇。おそらく全員中国人かと思われる。5~6人のグループごとに1人大学生がつき、キャンパスを案内していた。総勢30名くらいか。キャンパスカラーは紫で、在校生の5人に1人がボトルや傘、Tシャツなどのノースウェスタン大学グッズを身につけている。愛校心が強い学校だと思う。
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