教育学大学院留学への道
〜テクノロジーを活かした 新たな教育の形を目指して 〜
2013年6月17日月曜日
2013年4月9日火曜日
キャンパスビジットの旅6日目
4/9(火) のダイジェスト
・NYからフィラデルフィアへ移動
・ペンシルバニア大学オープンキャンパス参加
・フィラデルフィアからNYへ移動
・NYのJFK国際空港から日本へ出発(日付変更線を越えて翌日日本に到着)
4/9(火) の行動詳細
NYのPenn Station からアムトラックで約1時間半、フィラデルフィアに到着。いや、とにかく暑い。25度くらいあったようで、みな半袖の中、セーターを着て、ダッフルコートを抱えてヒーヒーいいながら、駅から30分ほど歩いて目的のペンシルバニア大学教育大学院に到着。ペンシルバニア大学は町全体が大学都市になっていて、NYUやノースウェスタンとは異なる雰囲気を持っている。
大学都市は明るく開放的な雰囲気で、町には大学生があふれ、町の中の建物(それぞれが学部の建物になってる)に入っていく。外にオープンカフェのように机やいすが置かれていいて、学生は芝生の上やそのオープンカフェ座って思い思いおしゃべりしたり、勉強したりしている。
オープンキャンパスのプログラム
1.アドミッションスタッフとのミーティング
2.志望するプログラムのスタッフとのミーティング
3.志望するプログラムの学生2人とのミーティング@スタバ
2013年4月8日月曜日
キャンパスビジットの旅5日目
4/8(月) のダイジェスト
・ノースウェスタン大学キャンパスビジット
4/8(月) の行動詳細
オープンキャンパスのプログラム
1.志望しているプログラムのクラス参加
2.アドミッションスタッフとのミーティング
朝9時から12時まで、The Learinig Science and invirionment というクラスに参加。クラスは全員で15名。マスターとPh.Dの生徒が入り混じっていた。また女性が若干多く男女比は4対6くらい。インターナショナル生は2名でどちらも中国出身。30代の若いアシスタント教授のクラスだった。内容はリサーチの際の質問項目の作り方とインタビューの方法について。何とバーチャルで参加している人も1人いた。
教育学大学院のクラスがある建物 |
授業はこんな感じ
1.今日の授業の流れの説明(+初めてクラスに参加した私含めて2名の自己紹介)
2.それぞれのファイナルプロジェクトの概要の説明と、教授からのコメント
3.リサーチは目的が大事でそれからそれてはいけないということを説明するためのアクティビティ
→みんなで輪になって2人が盾を持ち、それにゴムボールを当てる、というもの。目を閉じて投げるように、とか、2つの盾の両方にボールを当てるように、と指示があり、当然できない。目を開けて1つの盾に投げたボールのみちゃんと盾に当たり、教授から、このように目的が複数あったり、目的なく行わないようにすること、という説明が入る。
4.質問項目を決めるためのコンセプトマッピングの手法の説明とツールの使い方の説明と実践。
→コンセプトマッピングとはロジックツリーなどとよばれるツリー上の問題解決ツール(と私は思っている)と同じものだった。ペアになってコーヒーの作り方とか簡単なテーマを決めてコンセプトマッピングをツールで作ってみた。
5.インタビューの流れ
→インタビューのステップに従って、各ステップで気をつけることを簡単に説明し、ペアになってお互いやってみる。
6.目的から外れそうな場合、専門家がサポートすることが大事かを説明するためのビデオ
→コーヒーメーカーでコーヒーを作る流れを母親が1~2歳くらいの子ども2人に手伝わせる、というホームビデオで、登場人物は教授の家族らしい。子どもがコーヒーの濾紙で遊んじゃったり、粉を足で入れようとするんだけど、子どもがこぼした水や粉をふきながらお母さんが手際よくコーヒーの準備を進める、という5分くらいの内容。「これからわかるように、専門家は常にゴールに向かってインタビューを組み立てていくことが必要」と説明が入る。
クラスの雰囲気は和気あいあいとしている。楕円形の机に座り全員の顔が見える状態で進められる。1時間ごとに教授が休みを取るんだけど、パウンドケーキとミカンが教室の隅っこに置かれ、休憩の際にはそれぞれがミカンやケーキを片手に仲間としゃべっている。授業もインタラクティブで、生徒から質問がしょっちゅうあり、それにこたえながら進む。
冒頭に全員が共有したファイナルプロジェクトは、アフリカ系の2名は音楽教育について、その他はFacebookなどのソーシャルツールが指導に及ぼす影響、数学とアートを組み合わせてより数学を楽しく学べるようにする、テクノロジーを利用した指導とレクチャー形式のトラディッショナルな指導の効果の違い(この人はかなり突っ込まれていた)などなど結構幅広いが、共通しているのはドメスティックな教育が対象であること。調査の手法や目的について教授から確認されていたようだった。
授業が終わった後は、アポイントを取っていたアドミッションスタッフと30分ほどミーティングした後終了。
あくまでも私の個人的な感想だけど、長い伝統があるプログラムで、アメリカ人のための、アメリカ国内の教育を研究し、より良くしていくための研究機関、という気がした。アメリカの大学院だから当たり前ではあったんだけど。アメリカ国内の教育とその研究に特化している気がして、自分が門外漢な気がしてしまった。インターナショナルとか、ビジネスとか自分の興味があるキーワードが全く含まれていない、というか。
質疑応答の一部
・一学年6~10名ほどと少ない。インターナショナル生は1人くらい。
・学校との連携は強い。プログラムとしての伝統もあるし、教授のリサーチにも学校を対象としたものが多いのでそれに参加できる。
アポイントメントの後、キャンパスを歩いてみた。月曜日だったので多くの学生がいた。またキャンパスビジットのツアーにも遭遇。おそらく全員中国人かと思われる。5~6人のグループごとに1人大学生がつき、キャンパスを案内していた。総勢30名くらいか。キャンパスカラーは紫で、在校生の5人に1人がボトルや傘、Tシャツなどのノースウェスタン大学グッズを身につけている。愛校心が強い学校だと思う。
2013年4月7日日曜日
キャンパスビジットの旅4日目
4/7(日) のダイジェスト
・NYからシカゴへ移動
4/7(日) の行動詳細
マンハッタンからNYのアルカディア空港へバスで移動し、シカゴのオヘア空港へ約2時間半の旅。時間が1時間ずれていてちょっと得した気分。オヘア空港からエバンストンまで約3時間かけて電車で移動したが、直線距離の方が近いので、バスやタクシーで移動した方が断然早かったことに後で気づく。
夕方ころにエバンストンに到着し、The Margarita inn というホテルに宿泊。このホテル、小さな図書館があったり、着物やティーセット、観葉植物や宝石でつくられた木?など不思議なものがあちこちに置かれている広間があったり、雰囲気がとっても素敵。私の宿泊した部屋は1泊80ドルほどで、トイレ・バス共用だったが、豪華な朝食も付いていて、大満足。
ホテルの建物 |
小さな図書館 |
共有スペース |
部屋の中 |
チェックインした後はノースウェスタン大学のキャンパスをぐるぐると歩いてみる。日曜日なので人は少なかったけど、芝生の上でサッカーをしている大学生達がいて、「大學っぽい!」と改めて感動(笑)。こちらも広大な敷地に大学があるのだけど、建物一つ一つはそれほど高くなく、歴史ある創りの建物と、少し近代的なビルが入り混じっていて、見た目は日本大学にも近い気がした。
芝生でサッカーする生徒 |
大学付属の協会 |
ちょうど天気が曇っていたこと、空港やシカゴ市内からだいぶ電車でかかってしまったこともあり、なんだかうらさびしい雰囲気を感じた。
2013年4月6日土曜日
キャンパスビジットの旅3日目
4/6(土) のダイジェスト
・PYDファウンダーのオフィスを訪問
・セミナーに参加
・セミナーに参加していた日本人とおしゃれなバー&日本料理居酒屋で飲み会
4/6(土) の行動詳細
PYDファウンダーのオフィスを訪問
PYDファウンダーのオフィスを訪問
4月から参加し始めたPYD。今回NYに行くことをスタッフの方に伝えたところ、せっかくNYに行くならファウンダー方にあってきたら、とうれしいアドバイス。NYに出発する前日にバタバタとしながら連絡したところ、じゃ、会おうと連絡をもらい、トントン拍子でこの日に会うことに。
PYDは大学でも英語学校でもなく、国際人として社会で生きていくための実践的な力を養う学校。NYのマンハッタンと日本の外苑前に学校がある。この方はNYと日本を3カ月ごとに往復して教えているとのこと。15分ほどディスカッションした後、歩いて氏が講師をするセミナー(PYDではない)会場に向かい、セミナーにドタ参加。
セミナーに参加
セミナーでは「あなたにはどれくらいの価値がありますか?」という問いを投げかけられた。このセミナーに参加していたのは全員日本人でそれぞれが初対面。でもNYで会社を立ち上げるために来ている人、起業目的でインターンをしている人、ダンサーとして活躍している人、働く女性を支援するために大学で学んでいる人などなど、とにかく個性的な面子ばかり。国を超えてNYに来ている人は、強い意志と成功への夢を持っていて刺激的だった。
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留学全般
2013年4月5日金曜日
キャンパスビジットの旅2日目
4/5(金)のダイジェスト
・IDEAのツアーでCalhoun Schoolと、El Puenteを訪問
・NYUのインフォメーションセッションに参加
4/5(金)の行動詳細
IDEAのツアーでCalhoun Schoolと、El Puenteを訪問
NY innovation tour 2013に参加するため、朝8時にマンハッタンにある待ち合わせのホテルに到着。私にとってはほぼ初日だけど、ツアー参加者にとっては最後の日。約20人の参加者の前で自己紹介をした後、地下鉄で移動し、Calhoun Schoolに到着。Calhoun Schoolは、私立の学校で幼稚園から高校までを要する全生徒約650名の小規模校。何と学費が年間250万円から400万円もするのだけど、この学校の校長先生の理想の教育を実現するために、あえて学費のみで運営するモデルをとっているんだそう。
Calhoun School |
校長先生の話の後、5~6名のグループに分かれて保護者の方と一緒に学校内を見学。中学生の美術の授業と高校生の生物、数学、選択制のコンピュータデザインの授業をみた。レクチャー形式の机といすの配置はどこにもなく、楕円形だったり、2~3人用の机といすが並べられていたり。教室の仕切りはあるものの、フロア全体がつながっていて、オープンな雰囲気。そしてこの学校、校長先生の言うとおり、先生と生徒、そして保護者の仲がとってもいい。どの生徒も彼らに親しげに話しかけてくる。
教室内の様子 |
保護者の一人が日本人の方で、次のように言っていた。
・この学校は、学費は高いけど理念に共感する人たちが集まっているので、子どもたちだけでなく、保護者同士のつながりも強く、まるで学校全体が家族のよう。
・先生とも仲が良くて、時々一緒にパーティーを開いたりする。子どもも、学校が楽しくてたまらないらしくて、なかなか帰ってこないし、朝も早くから学校に行きたがる。
・保護者も学校に行って手伝ったりするが、毎日がバラエティーに富んでいて、ものすごく静かな時もあれば、驚くような展開になっている日もあり、本当に楽しい。
・成績?成績なんてなくてもだれがよくできるかわかっちゃうじゃない。成績がつくとよい成績のために勉強するようになるけど、成績がつかないから、よくできる子が分からない子を助ける習慣があるの。
・この学校は、学費は高いけど理念に共感する人たちが集まっているので、子どもたちだけでなく、保護者同士のつながりも強く、まるで学校全体が家族のよう。
・先生とも仲が良くて、時々一緒にパーティーを開いたりする。子どもも、学校が楽しくてたまらないらしくて、なかなか帰ってこないし、朝も早くから学校に行きたがる。
・保護者も学校に行って手伝ったりするが、毎日がバラエティーに富んでいて、ものすごく静かな時もあれば、驚くような展開になっている日もあり、本当に楽しい。
・成績?成績なんてなくてもだれがよくできるかわかっちゃうじゃない。成績がつくとよい成績のために勉強するようになるけど、成績がつかないから、よくできる子が分からない子を助ける習慣があるの。
すごいシンパぶりだ。
学校見学が終わると、ダイアローグセッション。Calhoun Schoolの生徒や先生たちも参加して、質問や思い思いのことを口にする。ここの生徒たちは物おじしない。どうどうと身ぶり手ぶりを交えて説得力のある話し方をする。
NYUのインフォメーションセッション参加
私が合格したのは、NYUのSteinhardt SchoolにあるMaster of Arts Program in Digital Media Design for Learning (DMDL)プログラム。インフォメーションセッションは在校生、卒業生、新入生合わせて30名くらいが参加。新入生は私を含めて6~7名ほど出席していた。教授が3名話をしたが、どの人も個性的。内容は、このプログラムの卒業生の話(自分のキャリアにどう学びが活かされているか)、Brooklynの新施設について、このプログラムの将来性について。教授が、あえて演台を使わず、机にラフな感じで寄りかかり、アツくプログラムのことを語る様子に、授業もこんな感じなのかと期待を膨らませる。
インフォメーションセッションで得た情報などつらつらと・・
・このプログラムは教育ゲームとよばれる分野に強い様子。
・新入生は1人のみが教師出身でその他はWEB、映像などの制作会社に勤める人。
・卒業制作は大学から資金が出るが、利益を上げることが求められる。
・2年間のプログラムでパートタイムでも受講できるよう、クラスは夜にある。
・カリキュラムは理論と実践の両方がバランスよく入っており、しっかりしている。
・インターナショナル生向けの英語のクラスもある。
・1クラス20人ほど。このプログラムのみの人数はわからない。(マスターの生徒)
・今年の秋入学の応募者は約90名(2つのプログラム合わせて。合格者は不明)
・生活費は住居台が約800ドル/月、シェアすればもっと安くてすめる。
インフォメーションセッションの様子 |
セッション終了後は、立食パーティー。マスターコースやドクターコースの学生と最後まで残り、後片付けを手伝う。そのまま一緒にエレベーターで降りたら、1階のボタンを押し忘れたために、もう1度会場のある階へ。まだそこにはエレベーターを待っていた残りの生徒達がいて、爆笑の渦に。。というちょっぴり楽しいハプニングがあった。学生はそのまま図書館に行く、とのことでついつい一緒に図書館に行ってしまいそうになるほど、この人たちと一緒にいることが自然だなぁ、と感じた。
でも、何だろう。。プログラムも立地もとっても良いのに、ちょっと引っかかっていることがあるんだなぁ。
でも、何だろう。。プログラムも立地もとっても良いのに、ちょっと引っかかっていることがあるんだなぁ。
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留学全般
2013年4月4日木曜日
キャンパスビジットの旅1日目
4/4 (木)から4/10(水)までアメリカの大学院にキャンパスビジットしてきました。
4/4 (木)のダイジェスト
4/4 (木)のダイジェスト
・早朝日本を出発。当日の早朝にJFK国際空港に到着
・アメリカオフィスの方とランチ
・NYUのインフォメーションセッション会場下見
・IDEAのツアーに途中参加(@Bronx)
4/4 (木)の行動詳細
早朝日本を出発。当日の早朝にJFK国際空港に到着
AM6時55分の出発便のため、前日の最終電車で羽田に向かう。羽田にできたカプセルホテルに泊まろうとするも満室でやむなく空港内で夜を明かすことにする。羽田空港内の各階の出発フロアに数ヵ所用意されている電源のある机で3時くらいまで粘るも、眠さに負けて空港内の椅子で眠ることにする。同じ状況の人は多いらしく、暗闇の中、椅子の上はゴロゴロと横たわる人でいっぱいで、不気味な光景。なんとか空きスペースを見つけて、その中の一人になる。
AM6時55分の出発便のため、前日の最終電車で羽田に向かう。羽田にできたカプセルホテルに泊まろうとするも満室でやむなく空港内で夜を明かすことにする。羽田空港内の各階の出発フロアに数ヵ所用意されている電源のある机で3時くらいまで粘るも、眠さに負けて空港内の椅子で眠ることにする。同じ状況の人は多いらしく、暗闇の中、椅子の上はゴロゴロと横たわる人でいっぱいで、不気味な光景。なんとか空きスペースを見つけて、その中の一人になる。
出発2時間前に起きて、チェックイン。すぐにすんだので、出発までの間にPCを開きメールをチェック。するとミシガン大学からのメールを発見。「不合格の連絡はまちがいだったから情報を修正したよ。秋からおいで。」とのこと。留学カウンセラーの人にも確認してもらったが、合格連絡だった。
今からNYに飛ぶこのタイミングでの連絡で、ちょっと複雑な気分だが、とりあえず良かった、良かった。飛行機の中では爆睡し、時間通りニューヨークのJFK空港に到着。地下鉄で町まで出ることにするも、地下鉄の切符の買い方や仕組みが分からない。色々とボタンを押していたらMetroカードが出てきた(気づかずに購入していた)。半日ほどかけてやっとNYの地下鉄は片道どこまで行っても2.5ドルであること、Metroカードに入金して使うことを知る。
飛行機からのNYの早朝の様子 |
アメリカオフィスの方とランチ
地下鉄でカタコト、カタコト約1時間半ほどで宿泊予定のホテルの最寄り駅に到着、、した予定だったが、同名の異なる駅だったことがわかり、そこから20分ほど歩いて目的に最寄り駅に到着(iPhoneの位置情報に感謝!)。早めのチェックインをした後、今働いている会社のアメリカオフィスへ向かい、日本人の方5名と一緒にランチ。
午後からジェットラグのため、眠さに耐えられず、スタバでカフェラテを注文して、仮眠。スモールサイズを頼んだのに、日本の2倍くらいの量が入っている。日本のスタバとほぼ飲み物や食べ物の種類が同じ。以前上海でも感じたが、完全に現地化しているケンタッキー、全世界ほぼ同じメニューのスタバやマクドナルドなどの違いがあって面白い。
街中のショッピングセンターに並べられていたおもしろトマト |
NYUのインフォメーションセッション会場下見
夕方から、翌日に参加するNYUのインフォメーションセッションの会場を下見に行く。NYUの建物はマンハッタンの一等地の広大な区画を占めており、立ち並ぶ高層ビルに誇らしげに紫のNYUの旗をたなびかせている。ビルも伝統を感じさせるスタイルで、はっきり言って、かっこいい。Stern Schoolの前で行われていたインターナショナルパーティー?のような楽しそうなイベントを横目に、NYU Steinhardtの場所もチェック。この後、ノースウェスタン大学、ペンシルバニア大学にも行ったけど、大学の建物の存在感は圧倒的だなぁ、と思う。
マンハッタンのど真ん中にそびえたつNYU。かっくいー!! |
IDEAのツアーに途中参加(@Bronx)
この後、IDEAという団体が主催する、NY innovation tour 2013に参加。IDEAの正式名称は、The Institute for Democratic Education in America. アメリカの学校教育を画一的な内容だととらえ、課題意識を持った人たちが、よりクリエイティブな考え方や行動ができる人材育成のための教育を広めていくことが目的の団体。アメリカだけでなく世界各地でこの団体の理想にかなう教育を行っている、学校や団体を視察するツアーを行っている。
4/3から4/5までのツアーだったが、途中参加でもよいとの事だったので、4/4の夜から参加することにした。参加者は学校の先生、教育関係者、高校生と合計約20名。Bronxでは、THE POINTという若者の支援施設を訪問。Bronxは、元々は犯罪の多い地域(ハーレムなどもある)。THE POINTは、この地域の若者の健全な育成、さらにはこの地域のリーダー育成を目的にした施設。施設の中はさながらカルチャーセンターのようで、幼稚園くらいの子が転げまわって遊んでいたり、高校生くらいまでの子どもたちが、絵を描いていたり、ダンスを習ったりしていた。
この団体はこの施設の若者と一緒に「THE WE AND THE I」という映画を制作、その映画に出演した3名の若者にIDEAの一人がインタビューを行っていた。この映画製作が自分の人生にとって本当にインパクトがあったこと、町で声をかけられるようになったこと、この施設は自分の家庭のように感じることなを当時の高校生が熱く語っていた。(今年4月に日本でも公開なので、観に行こう!)
アメリカの大学院に複数出願したけれど、人種(アジアンか、ヒスパニックか、、などなど)をどの大学でも聞かれる。これは大学側でも学ぶ環境でダイバーシティを重視しているからだと思う。私自身この言葉を、様々な民族・立場の人と協働することでお互いを理解すること、ととらえていたが、各民族の背景や想いなどもっと深い部分を知る必要があるのだと思ってきた。
大学や職場ではおそらく様々な民族の人が働いているのだと思うが、地下鉄で見かける人はカップルでも仲間でも白人同士、ヒスパニック同士、アフリカ系同士などなどと同じ民族同士でつるんでいる。公的な空間では様々な人種が一緒にいても、プライベートに近い空間では同じ人種同士で固まるのだということを改めて実感した。
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